ペリー幼児教育見て
3月24日から3月30日までアメリカのデトロイトで「ペリー幼児教育プログラム」を行っている幼稚園を見てきました。
このプログラムは、就学前教育を行った結果知能指数、学業成績、高校卒業率、就職率、逮捕歴、持ち家率などプログラム実施群と非実施群とで比較した結果、すべてにおいてプログラムを受けた方が優れた結果を示していたというです。
これからジール幼児教室でもこの内容を少しずつ取り入れていきたいと思っています。脳科学的にも学校に入ってからではなく、幼少期での働きかけが重要であることを再確認しました。働きかけの重要性として認知スキル(IQ、学力検査)と非認知スキル(忍耐力、やる気、肉体的・精神的健康)の両方に影響を与えることが大切で、特に非認知機能を育てることに重点を置いていました。IQを高めるということだけでは、その効果が少しずつ薄れていくが、非認知能力を育てることでその効果が長く続くというものです。
最近では、親御さんが優しすぎて非認知能力、とりわけ忍耐力のない子が多いように思われます。子どもの能力を伸ばしてあげるためにも少しずつ努力を行っていきたいものです。
ペリー幼児教育プログラムを取り入れている幼稚園で見かけた光景で驚いたことの一つは、「褒めない」つまりほめてさせていないことでした。褒めるのではなく興味を持たせることで子どもは、自分がしていることに夢中になり「褒め言葉」はいらないのだと感じました。最近の日本は、褒めすぎで教育者の間でもそれは話題に上がっていました。見習いたいものです。
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