子どもが言葉を獲得していく過程は
「一次的言葉の獲得」⇒「二次的言葉の獲得」⇒「書き言葉の獲得」
「一次的言葉」の特徴は相手との1対1的な関係で、話の内容は具体的で、周りの状況を考えながら話します。
「一次的言葉」を幼児が獲得するためには、親しい大人がそばにいてあげ、1対1で向き合って幼児の話を聞いてあげ、言葉がけをすることがとても大切です。
子どもの言葉を聞いてあげ、そして言葉がけをする。高い言語能力を持った子どもにするコツです。
基本小学生になると言葉と言葉で理解して思考します。
具体的なものを見なくても言葉で理解できるようになってきます。
このような「二次的言葉」を獲得するためには乳幼児期に子どもと親との1対1的な関係の「言葉のやりとり」がスムーズにできていたことで言語能力が高まることは確かです。
だんだんいろいろな物の名前が言えるようになってきたら一つ新しい言葉をプラスして子どもにかえしてげて下さい。
例えば「イヌだ」と言ったらそうだね「白いイヌね」「イヌの足は4本でね」「イヌは何を食べるのかな」など
1歳児は、果物・乗り物・動物の絵や絵本で「同じ」という概念の理解、絵や色を視覚と言葉の両方で記憶して脳を鍛える遊びを行うことで、理解を育みます。
1語文がでてきたら、2語文で話かけるようにしましょう。
子どもが上手に話せた時には、「そうだね、○○だね」というように子どもに伝えてあげて下さい。
子どもは自分の言ったことが伝わたことが嬉しくてどんどん話たくなります。