この頃イヤイヤが強くなってきたんです。どのようにしたらいいのでしょうか?
1歳児のお母さまからこのような質問を受けることがあります。
2歳になっていないのでまだイヤイヤ期ではないでしょうが、少しずつ自我が強くなってきていて子どもたちは、お父さんやお母さんに自分の要求を通そうとあの手この手を使ってお父様やお母さまの心を揺さぶるのです。
お子様が、自分の要求を通そうとするときには、よく見られるのが、女の子なら「泣き落とし」、男の子なら、「大きな声で訴える」です。
時として親はこのような子どもの行動に翻弄されてしまいます。例えばわがままを言っているのだとわかっていても涙を流して訴えられるといいなりになってしまうことも多々あると思います。
けれど1歳の後半からのこのようなわがままに思えるような行動には、あまり言うことを聞きすぎず多少泣いていてもそれとなくかわすようにしてください。
この時期にあまりいいなりになっていると当たり前のように何でも聞き入れてもらえるものと思っていますので、2歳のイヤイヤ期に入った時に大変になります。イヤイヤ期を上手に乗り越えるコツは、その時期になる前に「泣いても、わめいてもお母さんは言いなりにならないよ」というメッセージを行動でだしておくことです。
ただ、そのようなお母さまの意図を子どもにわかってもらうためには、さらりとかわす行動以上にたくさん一緒に遊んであげて下さい。
ただ、そのようなお母さまの意図を子どもにわかってもらうためには、さらりとかわす行動以上にたくさん一緒に遊んであげて下さい。
子どもと一緒に遊ぶことはとても大切です。0歳児、1歳児は、毎日が学びです。お母さまと遊ぶことでいろいろなことを学びます。
お母さんと遊ぶことが面白くてたまらないと思っていれば、わがままと思える行動に親が言うことを聞かなかったとしても、いつも遊んでくれているお母さんが「これは、ダメって」いうことには受け入れやすいものです。
しつけは、一日では、学べません、毎日少しずつ、甘やかし過ぎることなく、厳しすぎることなく続けていってください。