以前60歳の男性が赤ちゃんの時病院で取り違えられ本来の親の元ではない家庭で育ったことが報じられました。
取り違えられた一人の方は、2歳で父親が亡くなり母子家庭で育てられ中学卒業後は、夜間高校を卒業し現在は、トラックの運転手をされています。
方やもう一人の方は、裕福な家庭で育ち家庭教師をつけてもらい大学卒業後は、上場会社に勤め今は、親の会社を継いでおられるようです。
この話を聞かれてどのように思われましたか?
幼い時にお父様、お母様の努力次第でその子の能力を伸ばしてあげられるということではないでしょうか。
私は、テレビが大好きなのですが、子ども達にはテレビを見せないようしていた手前私自身も見るわけにはいきませんでした。
おかげでその分子どもたちと一緒に遊ぶことができたのでよかったと思っています。
絵本をしっかり読んであげる、語りかけをしてあげる、公園で遊ぶ、子どもとの会話を楽しむなどいろいろとしてきました。
一生懸命がんばった時にはほめ、してはいけないことをしたら厳しく伝える。そしてお子様をしっかり見てあげて下さい。
私は、できるだけ感情的にはしからないようにしましたが、感情的ではなくしっかり厳しくというのが、当時、私にはかなり難しく、時には激しくしかってしまい「ひねくれた子になりはしないだろうか」「心がすさんだりしないか」と後で幾度となく反省したことをおぼえています。
振り返ってみると子ども達にささえられなんとかこれたかなと思います。
また、幼稚園ぐらいになればすぐに手や口を出すのではなく、見守るということをして下さい。
お母さんが見守っていてくれているのだ」と子どもが感じることは、子どもの大きな力になります。