親が「少し後ろからついていってあげる」というのが、子どもの自身の中にある知的な能力を伸ばす為のコツです。
親の意見を押しつけようとして「これは頭にいいからやってみなさい。」「これもやってみたら」「あんなことはやってはいけません」というようなことを言ってもいい成果はでません。
親が子どもにいろんなことを学んでほしいと思っているときに親の都合でこれは面白い、面白くない、好きになりなさい、これはダメ嫌い、などと親が強要をしていたらかえって興味をもつ事はできません。
ですから、何に興味を持つかは、子ども自身が決めていくようにもっていってあげなくてはなりません。
ただ、親がこういうものに興味をもってほしいと考えることは悪いことではありません。興味も持ってもらうためにどのようにするか大切です。
親が興味を持ってほしいと思う事を楽しそうにを遊んでみせ、子どもが、「なんだろう?」「やってたいな」というように興味を引き出すようにして下さい。子どもも面白うそうだなと、興味を持ちだします。
ですからお父さんやお母さんが「これ、おもしろいよ」というふうにやってみせてあげるのです。
興味を持つかどうかは子ども自身が決めることですが、親が「興味を持ってほしいな」と考えて工夫をすることは決してわるいことではありません。
たとえば子どもが興味を持っていることで「見て見て、○○だよ」「上手くできたでしょ」と言ってきた時には、
親は
「へえ、すごく面白う、上手に出来たね」と子どもが楽しんでいることを一緒に楽しんであげて下さい。
そして子どもがわからないと言ってきたときには「一緒に調べてみようか」といって応援してあげて下さい。
このようなことを繰り返すことで賢い幼児になってくれまさす。